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わきが治療

成功率は?後遺症は?わきが手術にはリスクがある

2016.01.15 1222view

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わきがの原因は大きく分けて2つあります。

1つは遺伝性によってアポクリン腺の数が多い場合であり、もう1つは体内の熱が多すぎることで臭いが発生している場合です。
そうなると、わきがの手術が成功してもわきがは治らないと言う事も当然ながら考えられます。

その上に手術にはリスクがあります。
手術のリスクは大きく分けて5つあります。

「再発」のリスク

1つ目は前述した治らない、再発のリスクです。
しかしながら、これは物理的にアポクリン腺を取ったのであれば、後は体内の熱をどう処理するかという問題に絞られるのでまだリスクとしては軽い方です。

2つ目は合併症や後遺症、副作用のリスクです。
脇は繊細で敏感な場所であり、人体の中でも弱い部分の1つです。
手術によって皮膚が壊死したりケロイド化する場合もあります。

又、多汗症も併発している場合除去したアポクリン腺の数が少なければ再発の恐れも充分にあります。
そして、脇の汗が少なくなった結果、他の部分の汗が多量にでるという事もあるのです。

「日常生活」のリスク

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3つ目は脇は仕事だけでなく、日常生活で良く使う腕の付け根である為に、長ければ二週間ほど日常生活がままならない場合もあります。
体質によっては術後の痛みが発生する場合もあるのです。

4つ目は、ケロイド化していれば術後の脇が人に見せられない程見にくくなる場合もあります。
小さく除去しようとすると効果も小さくなりますので、ハイリスクハイリターンの可能性も否めません。

「費用」のリスク

最後は費用に関するリスクです。
保険適応でない為、費用は全額自費となるのが当たり前です。
全額自費となった上に、再手術やケロイド化となってしまっては本末転倒となる気がしないでもありません。

基本的に現代医学はハイリターンハイリスクです。
科学の進歩によってリスクは徐々に減ってきていますが、脇のように人体でも敏感でデリケートな部分や個人の体質によって術後の傷がどうなるか分からない場合はリスクが極めて高くなることは注意しておかなければなりません。
わきがを持っている人にとっては、1日でも1秒でも早く治したいという気持ちはよく分かりますが、このようにリスクがたくさんある事に関しては、自分でしっかりと調べ、病院で納得が行くまで相談してから、初めて手術をするかどうかの判断をするくらい用心しておかないと、一度身体に傷を付けてしまえば元に戻すことは誰にもできないのです。
わきがの治療は他にもありますので、できるだけローリスクなものから始められることを推奨します。

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