脇の臭いは治るのか？

脇のにおいは重度のものでなければ努力次第で改善させることができます。
本格的なワキガの場合はクリニック等を受診しなければならない可能性もありますが、それ以外では原因となっている部分を突き止めて、それを改めるだけで劇的に良くなります。

脇のにおいの主な要因は、汗や皮脂、汚れなどです。
食べ物の嗜好によっては、摂取したものの影響を受けるケースもあります。においは様々な要因から引き起こされ、常に一定というわけでなく、強くなったり弱くなったりします。弱くなっている時には原因をうまく排除できている証拠ですので、どこが違っているのかを考えてみると良いかもしれません。

汗をかきにくい人は要注意

普段からあまり汗をかかない人は、脇のにおいが強くなります。汗をかくことで濃度が下がり、毛穴に詰まった皮脂や汚れも流れ落ちるのですが、汗をかかないとずっと毛穴に詰まった状態になり、汗もドロドロとした濃いものになってしまいます。

濃い汗が出る場合にはかく汗の量が足りていませんので、運動をしたり半身浴を試したりしてしっかりと汗をかかなければなりません。意識的に汗をかくように心がけていると、毛穴も自然にきれいになります。

刺激の強い食べ物も厳禁

脇のにおいが気になる人は、刺激の強い食べ物を摂取することも厳禁です。
スパイスや香辛料などの刺激物を摂取すると汗腺や皮脂腺が刺激されて汗や皮脂の分泌量が増えてしまいますし、胃腸を疲れさせて消化不良による臭いも誘発します。

よく体臭は食べたものに左右されるといわれますが、脇のにおいも例外ではありませんので、食事面から見直していくことも大切です。

ムダ毛処理も大事

ムダ毛を生やしたままにしている人は、ムダ毛が原因で臭いを引き起こしている恐れもあります。ムダ毛があると汗をかいてもすぐに乾かず、雑菌の繁殖しやすい状態になります。一度雑菌が繁殖してしまうときれいに洗い流すまで臭いが消えませんので、雑菌を繁殖させないことが大切です。

ただし、一時しのぎの方法で処理を行うと、アポクリン腺が刺激されてかえって臭いが強くなってしまう可能性もあります。

ワキガかもしれないと悩んでいる場合には、一時しのぎの自己処理方法に頼るのではなく、エステやクリニックでムダ毛の再生してこない本格的な施術を受ける必要があります。ムダ毛の再生がストップして毛穴がその役目を終えると、アポクリン腺の活動も弱まりますので匂いも治まります。