自分では気にある汗の匂い！でも他人はそんなに気にしていないかも

子供の頃にはまったく気にならなかった自分の体臭がある程度、大人になると急に気になり始めるものです。

たまに体臭がきつい人がいますが、当の本人はまるで気づいていないと言うケースがあります。
こうした例を見ると、もしかしたら自分も気づいていないだけで本当は自分も不快な体臭を周囲に振りまいているのではないか、と不安になるのです。

特に汗かきの人、スポーツをしている人は汗の匂いが気になるものです。
最近はデオドラント製品が多数発売されており、こうしたもので汗の匂い対策をしている人が多いのですが、実際に他人からどう思われているのでしょうか。

過度な思い込みというケースも

人は誰でも多少の体臭はあるものです。
生き物である以上まったく無臭といったことはあり得ません。

しかし体臭が必ず不快であるとも限らないのです。
暑い日に汗をかいた人の近くに行けば確かに汗の匂いはするでしょうが、我慢できないほど不快だと言うケースは多くないでしょう。

しかし稀にはワキガなどの臭いがきつい人がいる為、そういう人を見ると自分も臭いのではないかと疑心暗鬼になるのです。
このように暑い場所に長時間いたり、事情で着替えができなかった際に他人に嫌な顔をされているのではないか、という思い込みが始まってしまう場合があります。

最悪の場合は自臭症という精神的疾患に陥ってしまうので注意が必要です。

自臭症にならないために

完全に精神疾患である自臭症までには至らなくとも、それに近い異様な神経を使う人は良く見かけます。
多くは家族や友人に一度は体臭を指摘された経験を持つ人です。

一度でも誰かに体臭を指摘されると自分には特に強く不快な匂いがあるのだと過剰に思い込んで絶対に臭いを出さないような防御策として制汗スプレーや香水を多用するようになるのです。

しかし長期間入浴をしていないとか、汗をかいたまま数日着替えをしていない等の条件では誰でも不快な匂いを発します。
本当に自分の体臭がきついかどうかは医師などの第三者の冷静な判断が必要です。

体臭が気にならない対策とは

競技を終えたばかりのスポーツ選手の汗の匂いは不快だとは言われません。
汗臭いのが苦手な人の多くは汗臭い部室であるとか、洗濯していない衣服の汗の匂いが嫌いなのです。

つまり汗は放置すると細菌と結合して嫌な匂いを出すのです。
制汗スプレーはある程度は汗を抑えますが全く汗をなくす事はできません。

汗をかいたらトイレなどでアルコール入りのウェットティッシュなどで細目に汗を拭って取り去る事が重要です。
こうした処理を常にしていれば制汗スプレーは最小限で済みます。
あまり気にしすぎて香水を多用しすぎると逆に嫌な匂いを出すのです。