深刻な悩みのひとつである腋臭の臭い。
周りの目も気になってしまい、手術してでも治したいと思う人は多いでしょうが、
実際手術をした場合に、腋臭な治るのでしょうか。
腋臭は手術で治せるのか
結論から言うと、腋臭は手術で治せます。
幾つかの方法、術式がありますが、先ずはその人に合った方法を選ぶ事も大切です。
そして、それ以前に先ずは自分の腋臭の状態をしっかりと確認することが大切です。
腋臭自体はアポクリン腺があれば誰でも起こり得る問題で、軽度のものであれば発汗を抑えたり、お風呂にこまめに入って綺麗に手入れすることで常に清潔にする、
香りをつけることで軽減する等の方法でも対処できる場合があるからです。
臭い自体は慣れることで感じにくくなりますので、自分自身が腋臭で困っている状態であれば、
当然他の人がその臭いを嗅いだ時に不快感を与える恐れがあり、そこまでの状態であれば手術をするのも選択肢の1つに入ってきます。
手術の種類は3種類
手術は大まかに分けて3種類あります。
1つは、腋の皮膚を切開してアポクリン腺自体を切除する方法です。
2つ目は、皮膚に穴を開けてそこから切除する方法です。
3つ目はレーザーによってアポクリン腺を焼き切る方法です。
どの方法も敏感な腋の皮膚に大きな刺激を与える方法ですので、万人に合うわけではありませんし、
アポクリン腺自体が全て除去できていなければ、しばらくは腋臭が減ったとしても残ります。
1番確実なのは切開して、アポクリン腺自体を除去する方法ですが、これに関しては切開範囲が大きい為、
敏感な皮膚の方にはお勧めできません。
2番目は穴を開けて切除する方法で、1番確実且つ大きな手術痕がつかないという利点はありますが、やはり切開することに変わりはありません。
3番目のレーザーはピンポイントで焼き切っていく為、時間がかかります。
どの方法であっても長所と短所があり、一概にどれが良いという事は言えませんので、医師としっかりと相談した上で決めていく必要がありますが、
臭いの元となるアポクリン腺が除去できれば、確実に腋臭が無くなることは確実です。
医師とよく相談することが大切
大切なのは、自分の腋臭の程度によって対処法が異なり、他人から指摘されるほどでなければ個人的な対処法でも充分な場合があると言うことが1つ。
そして、手術がどうしても必要な場合は、重症度、利便性、経済性という3つの観点から医師とよく相談した上で決めることです。
どんなに優れた技術であっても絶対と言う事はありません。
特にデリケートな皮膚である腋の部分は、人によっては過敏になっており、手術を行うことでケロイド状になってしまう可能性もあります。
事前に検査できるのであればその辺りもしっかりと診てもらうと良いでしょう。
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