ホルモンバランスとストレスでわきが強くなるって本当なの？

気温が高い薄着になる時期になると自分のニオイが気になってくるものです。

ニオイの悩みの一つに挙げられるのが、わきがです。
体質なので仕方ないと諦める前に、しっかり対策することでニオイは軽減していくことができます。

わきがとは

わきがとは、汗臭さとはと異なり独特なツンとしたニオイが特徴です。

主な原因は、アポクリン腺と呼ばれる汗腺から出てくる汗で、アポクリン腺から出てくる汗には脂質やタンパク質、糖質、尿素、アンモニアなどが含まれています。
それが皮脂と混じり合い、皮膚にいる雑菌によって分解されることで独特なニオイが発生します。

ホルモンバランスとストレスとわきが

わきがの原因はアポクリン腺から出てくる汗ですが、この汗はストレスや緊張、不安などを感じた時に出る汗になります。
そのため、ストレスを感じた時は体は緊張状態が続くため、アポクリン腺も活発になりニオイの元となる汗が出てきます。

また、ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こします。

ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンが活発になります。男性ホルモンが活発になるとアンドロゲンという男性ホルモンが多く分泌されるようになり、汗と混じることで体臭が強くなってしまうという特徴があります。
女性も生理中にホルモンが乱れてしまいます。女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が変化することでニオイを強くしてしてしまいます。

改善するためには

ニオイを強くしてしまうホルモンバランスを整えるためには、男女ともにまずストレスを溜めないようにすることが大切です。
自分にあった解消法を探したり、運動をする、お風呂に入って体を清潔にするのと同時に疲れを取っていくこともワキガ対策としては効果的だとされています。

また、良質な睡眠をとることも改善方法としては有効となります。
規則正しい生活と良質な睡眠はホルモンバランスを整えることにつながります。

女性に多い偏った食事をするような無理なダイエットを行うことは、女性ホルモンのバランスを崩してしまう原因となるため注意が必要です。
生活習慣を改めた後は、こまめに下着などの衣類を着替えることや雑菌が分解してしまう前に汗を拭くようにする、ミョウバン水などの消臭効果の有る制汗剤を利用することなどをオススメします。

それでもニオイが改善されないという場合には、病院に行って診察をすることで自分にあった方法で治療することができるようになります。