保湿クリームで冬のわきが臭を抑えましょう

わきがというと、何となく脇汗がひどくて脇の湿度が高く、夏場に臭うイメージがある人も多いかと思います。
しかし、実はわきがには保湿が大切と言われています。

「脇を保湿なんてしたらもっとべたべたして逆効果では？」という声が上がりそうですが、実際、わきがの対策としては原理的に非常に重要なことなのです。
意外と思われるかもしれませんが、特に乾燥が気になる冬場もしっかりとケアしないとにおいは気になるばかりです。冬でも夏同様、意識したニオイ対策が大切です。

わきがに保湿が重要と言われる理由

なぜ、保湿が重要なのでしょうか。わきがを発症する原因は色々ありますが、乾燥もそのひとつなのです。

肌は乾燥すると、身体が本能的にそれを修復しようと働き、皮脂や汗を多量に分泌します。これによって脇のにおいのもととなる菌が繁殖し、よりにおいが悪化してしまうのです。
ですから、肌を保湿してあげる事で余分な皮脂や汗を抑えることはとても重要と言えます。

制汗スプレーの多用は逆効果？

脇のにおいが気になる方にとって、もはや定番の対策グッズともいえる制汗スプレー。
肌表面もさらりとしてすっきりした感じがするので一年中多用している方も多いでしょう。

しかしこれは、細かいパウダーで汗の分泌を抑え、脇の乾燥を早めてしまうので、わきがの場合には逆効果です。
制汗スプレーを多用している方や、もともと乾燥肌の方は保湿を意識することが大切です。

正しい脇の保湿ケアとは？

上記で解説した通り、保湿は脇のにおい対策に効果的です。しかし、間違った保湿方法では当然ですが逆効果です。
度を越した保湿は逆に、脇の毛穴を閉じてしまったり、脇の蒸れを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

脇に使用する保湿クリームは「塗るタイプのデオドラントクリーム」がおすすめです。
「保湿ならなんでもいいんでしょう？」と、顔などと同じ保湿クリームを使用すると、油分が毛穴をふさいでしまうなど、保湿効果が高すぎてかえってよくないこともあります。

脇専用のデオドラントクリームなら、保湿クリームとして機能しながらそもそもの臭いもカバーしてくれるので一石二鳥です。

冬はあまり汗をかかないから、といって怠りがちな脇のケア。しかし、冬だからこそ夏よりも気を付けなければにおいのもとが発生しやすくなっているのです。
目的に合った保湿クリームを活用しながら、上手ににおいのケアとスキンケアを両立してくださいね。