異性の臭いは気づきにくい？わきがで恋をするのをためらう必要はありません

わきがに悩む人は少なくありませんが、中でも身だしなみに気を遣う女性は自分のにおいにも敏感です。

わきがは、身体を洗うなど清潔を保つようまめにお手入れをしていても、本人の意思とは関係なく臭ってしまう体質です。
人は自分のにおいには気が付きにくい傾向がありますが、特に口臭や体臭などは自分で確認することが難しいこともあり、知らず知らずのうちに人に不快感を与えてしまったり、反対に自分の臭いに過敏になってしまう場合があります。

わきがであることが自信を失わせることも

清潔を保つことを大切にしている女性においても、とくに若い方では、自分がわきがだからとさまざまなことに自信を失ってしまうことがあります。
自分には感じなくても周りの人には常に臭いと思われているのではないか、と考えて距離をあけてしまったりすることもあるでしょう。
一種の被害妄想とも言えますが、わきが体質であっても清潔に気を遣っている人においては、周囲に気が付かれないケースもあります。

身近な存在である家族には、臭いを指摘してもらうことができる人もいるでしょう。
しかし家族から「気にすることないよ」などと言われると、自分を傷つけたくないあまりの発言であると捉えることもあります。

自分自身で他人が感じるにおいを知ることは不可能なのですから、過敏になりすぎることがあってはいけません。
誰もが自分に１００％の自信を持っているわけではありませんが、極端に自信を持てない状態では他の部分にまで影響がでてしまいます。

好きな人の臭いには気づかない？

わきがだから異性に近づくことができない、ましてお付き合いすることになったら素肌をさらけ出すこともあるかもしれず、臭いが原因で嫌われてしまうかもしれないなどと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、臆病になることはありません。人は好感を持つ異性の臭いには気づかない傾向があるのです。

自分にとってコンプレックスに感じる箇所も、好きな人にとっては素敵だと感じることもあるように、思いの通じ合う異性にとっては何の問題も感じないどころか気づかないままということもあるのです。

自分には恋をする資格がないと感じていた方にとっては朗報でしょう。
一般的に不快な臭いとされる男性の加齢臭であっても、それをセクシーだと感じる女性も存在します。相手に魅力を感じていれば気にならないこともあるのです。

あまり過敏になりすぎないように

男性であっても女性であっても、お手入れに気をつかうことは悪いことではありませんから、過敏になりすぎずにお手入れを続けていきましょう。

好きな人やお付き合いする相手ができたならば、気づかないうちにそれまで必要以上に悩んでいたことがふっきれ、自分に自信を持てているはずです。