右と左でわきがの臭いの強さも違うってご存知でしたか？

わきがの臭いの強さは、右と左で違いがあります。
思春期に入るとアポクリン腺が活発化するようになるので、わきがを発症するのは小学生からでも可能性があります。しかしわきがの臭いの違いを意識するようになるのは、もう少し年齢が上がってからでしょう。

わきがの臭いは両脇でも違いがある

わきがは、アポクリン腺を刺激することでたくさんの汗を出して、強い臭いを放出させます。
そのため影響をするのは、アポクリン腺汗腺の存在ということです。そしてアポクリン腺は、人間の左脇と右脇に均等にあるわけではありません。

アポクリン腺のサイズや本数によって、わきが臭の強烈さは異なります。
片方だけアポクリン腺お本数が多くて、もう片方の脇のほうが少ないとしたら、アポクリン腺の数が多い方が、その分だけニオイは強く放たれることとなります。

わきがの症状が強く出やすいのは利き腕の方になります。
いつもメインで使うのは利き腕ですので、必然と血液のめぐりもよくなります。血液に乗って栄養も利き腕には行き渡りやすくなって、左右のアポクリン腺の成長レベルにも差が生じてくるのです。
すると栄養も良い利き腕の方が、わきがのニオイが強くなるということもあります。

わきがになる要因と仕組み

わきが対策をしていくには、わきがの仕組みや要因を知ることも必要です。
人間の神秘的な肉体には、発汗の汗腺があります。それがアポクリン腺とエクリン汗腺です。

全身のいたるところの存在していて、人間だったら全員が持っているのはエクリン汗腺の方です。スポーツをしたり温泉に浸かるなどするときには、自然に汗が出てきます。
アポクリン腺はまさにわきがを招く方で、耳の中や脇の下やデリケートゾーン、バストトップやOラインなどに存在をしています。

汗を上手にコントロールするエクリン汗腺とは異なり、アポクリン腺は粘り気があって白い色をしています。タンパク質をはじめとして、アンモニアや鉄分に糖質、それから脂質などを含有します。
人間の皮膚に常にいる常在菌が分解をするので、鼻をつまみたくなるような、わきがのニオイを誕生させることとなります。毛穴分泌の皮脂が入ると、余計にクサイ状態は加速をします。

アポクリン腺は誰でもあるわけではない

わきがになる要因として、大きく関わるのがアポクリン腺になります。そんなアポクリン腺ではありますが、全員が持っているわけではありません。

日本人の場合であれば、アポクリン腺を持つのはほんの10％程の割合です。アポクリン腺がある10％の日本人は、わきが体質ということになります。