女性のわきがを悪化させる避けるべき食事とは？

わきがといえば男性のイメージですが、実はわきがは女性の方がなりやすい病気だと考えられています。
男性よりも原因となるアポクリン腺と呼ばれる汗腺の量が女性の方が多く、わきがになりやすいのです。

わきがについて

わきがとは、アポクリン腺から出る汗が原因で独特なニオイを発生させる体質です。アポクリン腺から出る汗には脂質やタンパク質、鉄分、糖質、尿素などの成分が含まれており、皮脂と混ざり合って皮膚の表面に存在する常在菌が分解することによって独特なニオイが発生します。

アポクリン腺は女性の方が多い上に、女性の方が皮下脂肪をためやすく皮下脂肪がアポクリン腺や皮脂腺を刺激することから、汗も出やすくニオイを悪化させてしまうのです。

わきがを悪化させてしまう食事

近年では、食事がわきがを悪化させてしまうというケースも増えています。
アポクリン腺を刺激する食べ物を多く摂取する機会が増えてきていることからわきががどんどんひどくなるのです。

ひどくなる食事としては、動物性タンパク質や脂質の多い肉類、チーズやヨーグルトなどの乳製品、揚げ物などの油分が多い食べ物やファストフード、スナック菓子などが挙げられます。他にも、カレーやキムチなどの香辛料が多く含まれた食べ物もも汗腺を刺激してしまいます。

また、お酒も発汗作用を高める働きがあることからアンモニア臭やワキガ独特のニオイも強くします。

改善するための食事

食生活を見直すことはワキガ対策には重要なことです。
肉類やアルコールを過度に摂取する食生活ではなく、魚と野菜を中心とした食生活を行っていことがオススメです。

オススメの食事としては、定期的に和食を取り入れていくことが良いとされています。ニオイを強くしてしまう動物性脂質の少ない食生活を継続していくことでニオイの軽減につながります。

発酵食品を取り入れることも腸内環境を良くすることになり、腸内環境が良くなればデトックスもスムーズに行くようになります。

また、食べ方としては腹八分目を心がけることも必要です。満腹になるまで食べてしまうと内臓に大きな負担がかかってしまいます。満腹が続くと内臓が弱って消化吸収、排泄力が弱まってしまい老廃物が脇から排泄されるようになりニオイが強くなってしまいます。
夜遅くに食べるのも内臓の負担になってしまうため注意が必要です。

食生活を見直すだけでもワキガ臭が軽減されたという人も多くいるため、まずは食生活から改善していくことが大切です。