女性のわきがは生活習慣が原因の場合も！

わきがというと男性のなるものというイメージですが、実は女性の方が多い症状です。
これは男性よりも原因であるアポクリン腺が女性方が多く、生活習慣や体質などがニオイがきつくなってしまうことにつながっているためだと考えられています。

わきがと生活習慣

女性がわきがになってしまう理由としては、まず体質が挙げられます。アポクリン腺自体が多いというのも原因の一つですが、女性ホルモンの影響によってアポクリン腺の活動が活発になることが挙げられます。ストレスによってホルモンバランスが乱れて、自律神経の働きによって汗腺が刺激されるということもあります。

皮下脂肪がつきやすいということもアポクリン腺や皮脂腺を活発化させてニオイの原因となってしまいます。
また、女性の場合甘いスイーツやデザートなどの糖分の高いものが好きという人も多いのも原因の一つとされています。

ダイエットと貧血

痩せたいと思う女性も多く、ダイエットをしていることも体臭に深く関係しています。ダイエットをしていると食事が偏ったり抜いたりすることで栄養バランスが崩れて貧血になってしまうこともあります。

生理があることで女性は貧血になりやすいですが、ダイエットなどの要因によって貧血が起こると血液の中にある赤血球の酸素を働きをしてるヘモグロビンが減ってしまっている状態になります。

つまり体の中の臓器が酸素の足りない状態で、汗腺から出る汗に必要なエネルギーも足りないということです。そのため酸素を使わずにできるエネルギーが作られますが、その副産物として乳酸が作られます、乳酸が作られることでアンモニアが汗の中に増えてわきがにつながってしまうのです。

貧血を改善するためには

このような体質を改善するためには、貧血を改善していく必要があります。
改善できる栄養素としては、鉄分や良質なタンパク質、ビタミンC、ビタミンB12、ビタミンB6を多く摂取することをオススメします。

具体的な食品としては、レバーやカツオ、イチゴ、マグロ、ほうれん草や柿、ブロッコリー、ひじき、牛乳などの食材が挙げられます。

旬の時期に栄養価が高くなるため、なるべく旬の食べ物を取り入れていくことが良いとされています。しかし、食事だけでは必要な量の鉄分を摂取することは難しいためサプリメントの併用も対策の一つとなります。

また、それでも改善できない場合には病院に行って鉄剤などの薬を処方してもらうのも効果的です。