身体のパーツ別に紹介！すぐにできる汗を抑える方法

汗は様々な原因によって出てきます。
大きく分けると原因は５つ。

汗が出る原因と理由を知ることが大切

１つ目は肉体労働による汗。
これは通常の運動量、運動速度を超えれば出るもので運動を終えシャワーを浴びたり、落ち着きさえすれば治まるので問題ありません。

２つ目は緊張やストレス。
多汗症と言われる人は真面目すぎたり、いつも緊張していたりするので改善の方法を知っておくと軽い場合であれば汗を抑えることができます。

３つ目は遺伝。
遺伝的に緊張しやすい、ストレスをため込みやすい場合に起こり、これも２つ目同様対策を知っておく方が良いです。

４つ目は食生活。
エネルギーの摂取が多く、体内にため込みすぎていれば、運動するだけで汗が出るのは当たり前ですが、生活習慣の中で発汗を誘発しやすい食生活が当たり前になっていないかどうか、自分を知る事から始めなければなりません。

最後は病気による発汗。
これは病気自体が治れば自然と治まってきますが、治っていなければ汗が気になります。

以上５つの原因から自分がどの状態で発汗しているのかが分かれば、汗を出している理由が分かり、汗を抑えることもできます。

動脈の拍動を抑えれば、汗も抑えられる

原因は５つですが、１つ目と４つ目はその人の運動量と摂取量のバランスであり、２つ目と３つ目はどちらもストレスや緊張によるものですので、実際には生活習慣の見直し、精神的緊張の度合い、病気の３つが原因であると言い換えることも可能です。

そして更に深く掘り下げていくと、運動量が多すぎる、摂取量が多すぎる等の場合は、体内での熱の産生が過度になる為に汗が出ますし、精神的緊張の度合いが高ければ交感神経優位になって汗が出るので、どちらも血流が以上に速く、そして増加していることが分かります。

病気の場合であっても、熱を持ちやすかったり、上半身の異常で発汗が起こりやすい事を考えると、要は動脈の拍動をある程度抑える事ができれば、必然的に汗も抑えられるのです。

最も簡単な汗を抑える方法

そこで一番簡単な汗を抑える方法は、各部の動脈の温度を下げて上げれば良い事が分かります。
風邪をひいた時に額に冷たいタオルを当てたりしますが、効果的に汗を抑える為には、大きな関節部位にある動脈を冷やしてあげる方が良いのです。

わき汗であれば脇の下と二の腕にある動脈を冷やせば良いですし、手首、首の後ろ、足首、鎖骨、太ももの付け根、膝の裏など大きな動脈や重要な動脈が走っている部分を冷やせば、冷たい飲み物を飲んだり、呼吸を落ち着かせたりするよりも早く、効果的汗を抑えることができます。