ワキガの臭い対策！【原因を知り体質にあったものを選びましょう】

日本人は、一般的に体臭があまり強いほうではありません。
そのような中だからこそ、自分の体臭やわきがの臭いが目立ってしまうなど、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

清潔を心がける

わきがは、アポクリン腺から出る汗と皮膚に常在する細菌が混ざって起こる臭いですので、常に皮膚を清潔にしていればそれほど臭いも感じられないものです。
しかし、汗をかくたびにシャワーなどの入浴をするわけにもいきませんし、汗を拭った程度ではアポクリン腺から出る汗と細菌が混ざってしまうことを、すべて阻止することもできません。

だからこそ、現代ではさまざまな制汗剤がメーカーなどによって開発され、作られているのだとも言えるのです。

ミョウバンが効く！

以前、制汗剤が世の中になかった頃は、ミョウバンを水で溶いて入浴の後などに脇の下に塗って、におい消しとしていました。

ミョウバンは、茄子の漬物をつける場合に色素が抜けてしまうことを防ぐなど、昔から料理にもよく使うものなので、安全性の点では安心な物質です。細菌などはアルカリ性の状態を好むので、水に溶いて酸性になったミョウバンが細菌を排除して、アポクリン腺から出た汗と混ざることを抑えるというメカニズムになっているのです。

ただし、肌の弱い人がつけると酸性が強くて、わきがのにおい消しとして役立つ以上に肌荒れを起こしてしまうことも考えられますので、様子を見ながらおこなうことも必要です。
そういったことを考えると、市販されている制汗剤などの中から、自分の体質や臭いのもとなどを抑制する効果の高いものを選んで使うことも有効な手段ではないでしょうか。

ワキガは手入れの仕方で変わる

たとえば、ミョウバンが含まれているようなもので、コストパフォーマンスにも優れている、わきがのにおい消しを毎日のシャワーなどの入浴後に塗りつけておけば、一日の内に何度も塗り直す必要もありません。また、そうやってわきがのにおい消しを使っている内に、アポクリン腺から出る汗と細菌が混ざることが減ってきて、酷かったにおいが徐々に改善されることも夢ではありません。

自分のにおいの原因や、体質にあった石鹸や制汗剤などを選んで、地道に手入れをおこなえば、一般的にはにおいも激減するのではないでしょうか。

ところで、わきがのにおいが酷いと、恥ずかしいので解決の近道として、直ぐにわきがの手術を受けようと考える場合もあるかもしれません。
けれども、最初にさまざまなわきがの原因を突き止めて、対処療法をおこなってからでも、決して遅くはありません。