人に言えない臭いの悩み、すそわきが【原因と治療法をご紹介します】

すそわきがとは、女性器や肛門周辺にアポクリン汗腺があるため、汗をかきやすく、細菌が分解されると独特の臭いを発するようになり、ワキガ臭のような臭いがします。

臭いが気になっている人は、男性との交際に自信が持てなかったり、学校や職場でも臭いが気になってしまい、対人関係に影響が出てしまう場合があります。

食生活で改善する

普段の生活では、肉類や油脂類などの脂っこい食事を控えるようにして、和食中心のバランスの良い食事を心掛ける必要があります。

臭いを防ぐためには、インターネット通販などで、デリケートゾーン専用の石鹸が販売されているので、しっかりと泡立てて、指の腹で、丁寧に優しく洗うようにして下さい。
生理の時は、臭いが強くなる傾向がありますから、生理が終わりに近づくと、ビデを使って清潔を保つようにしましょう。

生活習慣や食生活を見直したり、消臭、抗菌効果の高い下着類を身に付けることで、多少はすそわきがが改善しますが、専門クリニックで治療を受けたいと希望している人が増えています。

メスや注射での治療方法

メスを使用して臭いの原因になる、アポクリン汗腺を取り除くこともできますが、多少は傷跡が残ってしまったり、腫れが出てしまうので、多少のダウンタイムがあります。

ボトックス注射による治療は、すそわきがが気になる部分に注射で、薬剤を入れることで、アポクリン汗腺にダメージを与えて、臭いを抑える働きがあります。
効果は半年から、1年ぐらいは効果が持続しますし、メスを使用しないので、傷跡が残る心配はありません。
ボトックスによる治療は、施術時間が10分から、１５分程度で、体に負担が少ないのが特徴になっています。

麻酔を使っての方法

専門クリニックで、すそわきが治療を受けたい人は、ウルセラドライという医療機器を使う方法もあります。粘膜や肛門の周辺には使用できませんが、臭いの原因になっている部分にエコー画像を確認しながら、超音波を照射することでアポクリン汗腺にダメージを与える効果があります。

局部麻酔を行ってくれるので、痛みは感じませんし、施術後は患部がやや赤くなる程度で、腫れにくいのが特徴になっています。
ウルセラドライは、一回の施術で優れた効果がありますし、６ヶ月から1年ぐらいは、効果が持続します。

すそわきがが改善されると、下着が汚れにくくなりますし、臭いが気にならなくなるので、他人との交際に自信が持てるようになります。
陰部の周辺には、アポクリン汗腺が多いため、むだ毛を処理すると臭いを軽減する効果があります。