ワキガの治療について【手術や注射、セルフケアをご紹介します

ワキガを治すには手術による方法とマイクロを使って汗腺組織を抑制させると言う2つの方法が在ります。
また、ボトックス注射と言うのはワキガを治すことはできませんが症状を緩和させることが出来るなど、ボトックス注射を入れると、ワキガを治すには3つの方法が在ると言う事になります。

ワキガ体質がある

ところでワキガと言うのは特有の臭いが特徴の症状ですが、ワキガは汗と雑菌が混ざり合わさり、それが分解された時に特徴的な臭いを放つという特徴を持ちます。

しかし、人は誰もが汗をかきますし、お風呂に数日間入らない状態になれば雑菌も多く繁殖する事になり、人は誰もがワキガの症状を持つという事にもなります。

しかしながら、汗をかく人の中でお風呂に数日間入らなくてもワキガ特有の臭いが放出される事は無く、ワキガになる人というのはワキガ体質と呼ばれる遺伝的な要因が含まれていると言います。

ワキガの原因はこんな事

まず、ワキガというのは汗腺組織の中でもアポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌される汗が原因となり、アポクリン腺よりも浅い部分にあるエクリン腺から分泌される汗は皮膚に在る雑菌と混ざり合わさって分解が行われてもワキガ特有の臭いになる事はありません。

因みに、ワキガの症状を持つ人の多くは、耳垢が湿っていると言われており、耳垢を採取することでワキガ体質かどうかの診断を行う事も出来ると言います。

耳の中というのはアポクリン腺が多く集まる部分でもあり、耳垢が湿っている事でワキガ体質の可能性が在るという事なのです。

外科手術で治す

ワキガを治すには外科的手術を行う方法が昔からの治療法であり、アポクリン腺を切除して汗の量をコントロールするという方法になります。

アポクリン腺は皮膚の奥の方に在る汗腺組織であり、切開をした後に皮膚を裏返しにしてアポクリン腺を切除することで治療を行う事が出来ます。しかし、手術による治療法というのは皮膚を切開するため麻酔を利用する事、そして切開した後は傷口を縫うため傷跡が残る事や皮膚が引っ張られるようになるなどの特徴が在ります。

そこで切らずにワキガを治すにはどうすればよいのかという事に注目が集まり、マイクロ波を使う事で汗腺組織の機能を低下させて汗の量をコントロールすることが出来るようになったのです。

マイクロ波を使ったワキガ治療と言うのは皮膚を切開することなく治療が出来るため、短時間での治療が可能になるというメリットや、傷跡が残らない事、麻酔を使わずに済むなどのメリットを持つワキガ治療法です。