実はその臭い！ワキガではなく『疲労臭』かも・・・。

最近新たに注目されているのが、ワキガや加齢臭ではなく『疲労臭』と呼ばれるものの存在です。
疲労臭は、女性が特に気になる臭いだと言われています。

疲れが溜まると発生する臭いなのですが、決して良い臭いではありません。

ツ～ンと鼻を刺激するような臭いから、ワキガと間違えられがちなのですが、実はワキガとは全く別ものなのです。
今回は、そんな疲労臭についてご紹介します。

疲労臭の原因は汗

疲労臭は名前の通り、疲労が溜まると発生する臭いです。
ツ～ンと鼻を刺激する臭いが、体のあらゆるところから臭うようになります。

どうやらこの臭いは、主に汗に混じって臭うようです。
ちなみに、冬に冷え性が悪化してしまうと、体温を上手く保つことができなくなり、汗をかきやすくなると言われています。

更に冷え性の人は、体が冷えない様にと防寒対策をバッチリにしてしまうので、汗は蒸れて臭いを悪化しやすくなります。

疲労で汗が臭くなる

疲労臭と呼ばれるのは、疲労で汗がくさくなることです。
筋肉や内臓が疲れを感じると、この疲労感を回復させるためにアンモニアを生成し始めます。

通常であれば、このアンモニアは肝臓が分解して、尿として体の外へ排出されます。
しかし、体が疲労を感じている時は、肝臓機能が著しく低下をしてしまうので、アンモニアを分解することができなくなってしまうのです。

アンモニアを分解できなくなった結果、血液中にアンモニアが流れ込み、全身に運ばれて、汗となって体の外へ排出されるようになります。
疲労臭＝汗＝アンモニアであると言うことになりますね。

疲労臭を軽減するには

疲労臭を軽減するには、湯船でしっかりと体を温めて、体内の老廃物を出してあげることも重要です。
また、規則正しい生活を行なうようにして、ストレスを溜めこまない努力も必要となります。

ちなみに体は筋力が低下したり、運動不足になることで、疲労を感じやすくなります。
そこでまずは、適度に運動をして、筋力を鍛えるようにすると良いかもしれません。

あとは、サプリメントを利用して肝臓機能の働きを向上させたり、酢風呂に入ったりすることも有効的です。

どの方法を取り入れていくかは、今のご自身の体調の状態に合った方法と、気軽に長く続けていける方法であることが必須です。
疲労臭は感じる度に軽減を行なうようにしなければ、『気が付くと臭いが随分悪化していた！』なんてこともあり得ることです。

自分に合った方法で、臭いの軽減を目指していきましょう。