多汗症とは脇の下や手のひら、足の裏などある一部分から多量の汗をかき日常生活に支障をきたす症状のことを言います。
これは男性女性の性別関係なくなる病気ですので、誰にでもなる可能性はあるということです。
では実際に症状が現れるとどんなことが起きるのでしょうか?
多汗症でつらいこと
今回はわきの多汗症で辛いことを中心に考えてみました。
①好きな色の服が着れない
②匂いが気になってしまう
③異性の前で消極的になってしまう
他にも細かいことはいくつかありますが、まずはこの3つを挙げてみました。
好きな色の服が着れない
では、さらに具体的に掘り下げてみましょう。
まずは①についてです。
汗を少しかくぐらいなら誰にでもあることですし、さほど気にならないのですが多汗症は多量に汗をかくことを示します。
例えばグレーやカーキなどの色を着た場合に、わきに多量の汗をかくとその部分の色が濃くなり、周囲にも思い切りわかってしまうほどの色の違いが出てしまいます。
するとそれが恥ずかしくて、色のついたTシャツやシャツは全く着ることができなくなってしまうのです。
匂いが気になって消極的になってしまう
そして②についてです。
汗をかくので気になるのはもちろんなのですが、ここで大切なポイントは多量の汗をすぐに拭くことができずしばらく時間が経ってしまうことです。
さすがに仕事中や人がいる状況で汗をかいたからと言って、わきを拭くわけにはいきません。
そうなるとしばらく汗をかいたまま放置することになるので、その間に雑菌が繁殖し臭いの元となります。
そして服にも付着して臭いや染みが取れなくなってしまうのです。
次に③についてです。
これは特に女性の場合そうだとおもいますが多量に汗をかいていると嫌がられる、気持ち悪いと思われるのではないかと心配するあまりに異性との交流がしにくくなります。
他の人には分からないので、この人は何でこんなに見られることを嫌がるのかな?近づくことを嫌がるのかな?と不思議に思われることもあるのです。
まとめ
このように多汗症でお悩みの方はどうしたらよいのでしょうか?
少しでも改善するためにできることがあります。
多汗症が精神的なものからきているのか、それとも体質が原因なのかまずは知る必要があります。
この原因が分かっているだけでも何か対策はできそうですよね。
今だと最終的には手術とかデオドラント商品で改善を図ることが多いかと思います。
まずは市販のデオドラントで臭いや汗の量を改善するよう努めてみましょう。
そして汗が気になるのであれば、服の色に注意して目立たない色のものを選びましょう。
それでもどうしても気になる、日常生活に支障をきたすと感じる場合は病院に行って専門の先生に診てもらうことも必要です。
手術をしない限り多汗症は完璧に治ることはないかもしれません。
しかしこれを受け入れることも一つの方法だと思うのです。
それなりに上手に付き合っていき、理解してくれる人を見つけてあまり神経質に悩まないようにすることが一番かもしれません。
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