脇の臭いって気になる？

脇の臭いは自分では中々気づかないものです。
なぜなら嗅覚を主どる神経は、一定時間臭いがあれば徐々に適応してしまい、自分の脇の臭いは急激に発しない限りは慣れてしまっているからです。

しかしながら、普段接近しない人はそうではありません。
特に女性は嗅覚に優れている為、女性同士が近くに寄った際に、脇から臭いが出ている人は強烈に臭く感じるものです。

重度の症状を感じたらアポクリン腺の除去を相談

脇の臭い自体は、アポクリン腺と呼ばれる脇にある汗腺から発します。
つまり、簡単に言うとこのアポクリン腺が少ない人は汗をかいても脇の臭いがしにくく、多い人ほど臭く感じるのです。

対策としてはいくつかありますが、病的に臭っていたり、気になって仕方のない人は、病院で診断を受けて、このアポクリン腺の除去を相談した方が良いです。

手術にも三種類あり、重症度や金額、どの方法が良いか等も含めて医師としっかりと相談してください。

軽度～中度の症状ならまずは基本ケアを！

もし、そこまで酷い分けではないのであれば、基本的には汗を出さない、飲食物に気をつける、汗が出たらしっかりと洗い流しできるだけ清潔にしておく、という三点に気をつけておくとかなり軽減することが出来ます。

汗を出さないというのは、運動量と代謝の関係もありますので、自分では中々コントロールできないかもしれません。
言い換えると、この点に関しては気をつける程度で大丈夫なのです。

油ものやアルコール類に注意

１番気をつけるべきは、飲食物です。
油ものやアルコール類はこのアポクリン腺から発汗をしやすいのです。

油ものはベトベトしたイメージがある為分かりやすいと思いますが、アルコール類は全身に血液を巡らせる為発汗しやすくなり、又体内に熱を籠もらせる為臭いを発しやすくなります。もし、大量に油ものやアルコールを摂取しているようであれば、それをある程度制限していくだけも充分に脇の臭いを抑える効果があります。

しかしながら、全く摂取しないわけにもいかないのが現代社会でもありますので、あぶらものやアルコールを摂取してしまったら、その後に汗をかいた場合は脇の臭いが気になる可能性が高いと言うことを知っておきさえすれば、すぐにお風呂やシャワーを浴びることで、脇の臭いを抑えることができます。

このように、原因がしっかり分かっている場合は対処法がいくらでもありますので、自分で気になった場合は勿論のこと、他の人から指摘を受けるような事があれば、先ずはいつも脇の下を清潔にする、汗をかいたら洗い流して香料を貼付する事を心に留めておけば気にならなくなります。